国際統括団体ワールドラグビー(WR)が世界の強豪を指す上位グループに日本を入れる見通しであることが7日、関係者への取材で分かった。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が8強入りした実績などが認められ、国際的な存在感が増すことが期待される。
近くWRの理事会で承認される見込み。従来「ティア1」と呼んでいた強豪の10カ国・地域の枠組みを再編し、日本を加えて「ハイパフォーマンス・ユニオン」という名称になるという。
ラグビー界では伝統や強さに基づいた分類があり、日本は「ティア2」とされていた。上位入りに伴い、日本のWR理事は2枠から3枠に増えるとみられる。