グラウジーズ残留 B1、今季最終戦で決めた

試合終了後、残留を決めて喜ぶ富山の選手=横浜武道館

  ●横浜BCに84―81

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の富山グラウジーズは7日、横浜武道館で行われた今季最終戦で横浜ビー・コルセアーズを84―81で下し、B1残留を決めた。勝率で並んでいた滋賀レイクスが敗れ、富山が22位(全24チーム)となって最後の1枠を獲得。激動のシーズンを笑顔で締めくくった。

 互角の展開が続く中、最後は富山が勝利への執念を見せた。マイルズ・ヘソンが40得点と爆発し、ジョシュア・スミスが18得点、12リバウンドと底力を発揮した。会場には富山から大勢のファンが詰め掛け、選手を後押しした。

 高岡大輔ヘッドコーチ代行は「富山一丸で何とか勝ち取った残留。最終的にチームとしてまとまることができた」と感慨深げに語った。

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