29歳のクラークが昇格大会でツアー初優勝 同学年のシャウフェレ下す

ウィンダム・クラークがうれしいPGAツアー初優勝を飾った(Mike Ehrmann/Getty Images)

◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 最終日(7日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7538yd(パー71)

首位から出たウィンダム・クラークが5バーディ、2ボギーの「68」をマークし、通算19アンダーで初優勝を決めた。総額2000万ドル(約26億9660万円)の賞金がかかった「昇格大会」で、360万ドル(約4億8538万円)を獲得した。

同じ1993年生まれ、29歳のザンダー・シャウフェレとのマッチレースの様相から、中盤以降にチャージがかかった。8番からの8ホールで5バーディ。16番からの上がり3ホール、難所の“グリーンマイル”に余裕を持って入り、最終的に4打差を付けた。

シャウフェレの今季初勝利はお預け。トップからは7打差の3位にハリス・イングリッシュとティレル・ハットン(イングランド)が入った。

11アンダーの5位にアダム・スコット(オーストラリア)とトミー・フリートウッド(イングランド)が続いた。

本大会は7月の「全英オープン」(イングランド・ロイヤルリバプール)の出場権を有資格者を除く上位3人に付与。クラークのほか、7位だったマイケル・キム、8位のデニー・マッカーシーがメジャーチケットを手に入れた。

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