メディアの偏向報道を正し、未来に誇れる足立区に!34年の教師経験を活かし子どもや若い世代へのサポート 松浦かつゆき氏インタビュー(PR)

東京大学大学院を経てアメリカで博士号を取得し、薬剤師免許や8種の教員免許をもつ博覧強記の松浦克行(まつうら・かつゆき)氏。大手予備校や高校・大学で30年以上講師を務め青少年の教育に携わるかたわら、貿易関係の会社を起業。積極的に海外をまわり見聞を広めてきました。

世界を旅行して歴史遺産を目にし、各国の人々と交流したことをきっかけに、日本のメディアの報道のありかたに疑問をもち、子どもたちの誇りと未来のために声をあげるべく政治家の道を志した松浦氏。

諸外国と仲良くするための「日本人のための政治」をキャッチコピーにかかげつつ、足立区の美化活動といった地道な活動を継続する松浦氏に、過熱するメディアへの向き合い方、世界の歴史から学ぶということ、足立区そして日本の若い世代の未来への政策についてお話を伺いました。

メディアの偏向報道を正し「日本人のための政治」を

セネガルの学校にて女子生徒たちと。色んな性格の子がいます。

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

政治家を志したきっかけを教えて下さい。

松浦克行氏(以下、松浦氏):

アルメニア占領地やルワンダといった紛争地域に足を運んだときの体験がきっかけです。そこで目にしたのは、打ち捨てられた小さな骨。そうです、子どもの骨なんです。子どもが犠牲になることが、弔いもしてあげられないほど日常的に起こっている現実に、教育者として生きてきた私は非常にショックを受けました。その悲惨な紛争の引き金は、当地のメディアがスポンサーのプロパガンダに基づいて行った偏向報道だったのです。

私は日本でも同じくスポンサーの意向を汲んだ偏向報道が行われていると考えています。2002年の日韓ワールドカップやオリンピックでの日本への誹謗中傷、麻生政権後に民主党政権が樹立された流れなどを見て、「日本もメディアにお金さえ出せば、虚実関係なく報道されている」との結論に達しました。これは日本にとって非常にマイナスである、あの時見た紛争地域のようになりかねない、との危機感に後押しされ、子どもから大人まで国民のメディアリテラシーをあげて状態を正す一助となるため、政治家を志す覚悟を決めたのです。

カンボジアの学校にて。日本の歌を教えて来ました。

編集部:

「日本人のための政治」とのキャッチコピーを掲げていますね。

松浦氏:

ええ、日本改革党のキャッチコピーとして「日本人のための政治」を掲げています。外国人やLGBTQ、部落差別など、マイノリティと言われる方々が抱える問題は非常にセンシティブなものとして捉えられがちです。これは声を大にして言いたいのですが、彼らを排除したいわけではありませんし、困りごとには真摯に対応していかなくてはいけません。差別などもってのほかです。

しかし、メディアの報道により「日本は戦前に悪いことをしたから無条件に外国人を優遇すべき」という行き過ぎた配慮の雰囲気が醸成されてはいないでしょうか。そもそも、それは事実ですか?例は枚挙にいとまがありませんが、例えば奨学金に関して、日本人は返済が要求され40歳頃まで借金を背負いますが、外国人留学生には奨学金や諸々合わせて月に30万円程度の資金が、返済不要として税金から拠出されています。

外国で学び世界を旅するなかで、様々な国のいわゆる「エリート」と呼ばれる人々と交流する機会がありました。実感したのは、皆「自分の国のルーツに誇りをもっていて自国が大好きである」ということです。この誇りがあるからこそ議論にも臆せず参加し、どんどん自己を磨いていけるのです。今の報道と世論が作る教育環境のなかで、果たして日本の子どもたちは世界で自国を誇れるでしょうか。教育者として私は「本当に賢い子どもたちを育てる」ためには自国への誇りが必要だと考えています。

編集部:

そのためにはどのような方向に進めばよいとお考えでしょうか。

松浦氏:

日本人はよく争いを好まず平和主義といったイメージで語られますが、歴史をひも解くと、意外と激しい紛争を乗り越えてきています。その中で生まれてきたのが現在の秩序(ルール)です。つまりこれは我々の血で贖ってきたものなのです。ローカルルールが破られたとき、衝突が起きます。多様性は最大限尊重しつつ、日本のための最優先事項をしっかりと定めることが大切です。そしてメディアや世論に対して「真実と異なっていないか」、さらに踏み込んで言うと「誰かの利益のために歪められてはいないか」を冷静に見定める力をつける必要があると考えています。

区民に正しく利益のある情報を提供

旧党名「テレビ改革党」として党首と綾瀬駅前で政治活動(2021)

編集部:

そのなかで実現したい政策としてはどのようなものがあるでしょうか。

松浦氏:

税金の用途について納税者への説明責任を果たしたいと考えています。現在東京都の「若年被害女性救済プロジェクト」の受任者であるいくつかの団体が、公金を私的流用している疑いがもたれ、住民監査請求と行政訴訟が進んでいます。税金は都民が「街を良くしてほしい」との想いで安くはない金額を納めているものですから、無駄遣いや横領は決して許されません。具体的には以下の3点を目指しています。

1、区内で実施されている委託事業のうち土木水利に関わらないものの収支状況の確認と公表

2、区内に居住する外国人の生活保護受給状況の確認と公表

3、区内に居住する外国人の国民健康保険税滞納状況の確認と公表

編集部:

ほかにも情報発信アプリの制作を考えていらっしゃるとか。

松浦氏:

ええ、そうです。足立区民に利益のある情報発信ツールの確立を目指しています。先にお話しましたとおり、マスコミの報道はスポンサーの意向が色濃く反映されてしまっている状況です。いっぽうインターネット上の情報は、マスコミの報道を切り取ったものだけでなく、ひどいデマまで流布されており、まさに玉石混交です。コロナ禍の最初の頃は、テレビ報道のマスクやトイレットペーパーが不足するといったデマで、買占めが横行しました。特に非常時ではメディアリテラシーがないと、情報に踊らされてしまいます。

計画している「あだちアプリ(仮)」では、既存の「あだち防災アプリ」機能を拡張し、地震や江戸川の水害、北朝鮮のミサイルなどの危険情報や、学校の緊急情報、交通機関の状況、緊急時の家族の位置確認などの一括管理を目指しています。活発な利用を促進するために、お天気情報や、求人や募集、婚活、といった人のマッチング、投稿機能をつけるなど、ほどよく遊び心を入れた運用ができればと考えています。

環境美化や育児サポートなどで子育て世代の流入を

編集部:

足立区の活性化について様々な政策をお考えと聞きました。

松浦氏:

すべての方々に住みやすい街を作ることはもちろんですが、特に税収の柱となる15歳~49歳の生産年齢人口の中心層の方々が足立区に住み続けたいと思っていただけるように、公共の福祉を充実させ、魅力ある街を作りたいと思っています。大きな柱として5つの政策を考えています。

1、区内の美化

「あだち美化委員会」として、足立区のゲート駅である北千住駅や荒川の河川敷などで美化活動を行っています。こんな街に住みたい、自分たちの手でより美しくしたいと思ってもらえるようなきれいな街を目指します。

2、第2子以降を生み育てられるシステムの構築

2070年には日本の人口は8700万人まで減ると言われています。それは税収も70%程度にまで減り、現在受けている行政サービスも同じ程度にまで減ってしまうことを意味します。少子化対策の根本的な政策については国政の仕事ですが、子育てがしやすい区としてサポートは様々できると考えています。そもそも一緒にいる時間がもてない夫婦は多いもの。例えば子どもを学習等で預けて、区が空席を買い上げたレストランやホテルのクーポンを利用しての「土曜日夫婦デート」などはいかがでしょうか。

3、地方から上京してきた大学新入生の足立区への居住推進

上京してきた人は最初に住んだ地域に定住する事例が多いので、地方の中学生・高校生との交流や、税制優遇、住居や交通の確保などのサポートを提案します。

4、公教育の充実

能力に応じて総合学習の形態で学年を超えた授業履修・クラブ活動への参加ができるようにします。例えば中学入学を機に急に学習速度があがり、中学校でついていけない子が出る学習領域に対して、成績の良い子は小学校から中学校へ授業を受講にでかける、初歩的な授業が理解できない子には、低学年に教えさせるなど、自然でプライドを傷つけない総合的な形での補習を行うなど、画一的・横並びでない学習機会を提供したいと考えています。魅力ある公教育で、子育て世代の流入を狙います。

5、非常時の学校間連携で子供を預かるシステムの拡充

コロナ禍での長期間の休校時には、仕事と育児のやりくりに困った保護者もたくさんいたと聞いています。学校の空き教室を使って、学年や学校を超えて小中学生が集まる学童保育の延長のような「居場所」づくりをできないかと考えています。

編集部:

「先生」と「社長」の二足の草鞋ですが、リフレッシュ方法などはありますか?

アフリカのセネガルとモーリタニアの国境。みんなたくましい。

松浦氏:

普段は夫婦ともに仕事が忙しく、休みらしい休みをとることができないので、3月と8月に2人で長期休暇をとります。アフリカや南米でドライブすると心から開放感にひたることができますね。国内では、神社参拝や昆虫採集が楽しめる、伊豆や伊勢がお気に入りです。そのぶん普段は、貯金とマイレージ集めにせっせと励んでいます。

編集部:

長い間教育に携わってこられた中で、子どもたちの未来への想いなどはありますか?

松浦氏:

振り返ると34年にわたる教師歴です。教え子は本当に色々な子がいて、勉強ができる子、できない子、すごく素直な子や反発する子など、それぞれ個性がありました。教え子はもちろん、すべての子どもに幸せを感じてほしいと、心から思っています。そして、日本の子どもが「僕は、私は、東京の足立というところから来たんだ!」と誇りを持って言えるような足立区を作りたいと思います。

私の使命は「子どものための環境づくり」。美化活動も、政治活動も、教育も、全て一貫したこの考えに基づいて行っています。仕事も勉強も遊びも元気いっぱいにできるような、活気ある健全な東京を足立区から作りたいですね!

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