前線や低気圧の影響で東日本では8日、激しい雨が降った。千葉県内では8日にかけての48時間降水量が千葉市中央区などで、5月としては最多を観測。大雨の影響により、JR久留里線と内房線、成田線で運転の見合わせや遅れなどが発生した。
気象庁によると、8日正午時点の48時間雨量は、千葉市中央区で152ミリ、船橋市で147ミリ、佐倉市で132.5ミリとなるなど、各地で5月としては観測史上最も多くなった。
JR千葉支社によると、8日午前11時半時点で、久留里線が上下線で運転を見合わせた。内房線は上下線で遅れが出て、姉ケ崎-君津間で一部電車が運休、成田線は成田-成田空港間で上下線の一部電車に遅れが出ている。
総武本線の猿田駅では、午前5時ごろ、銚子発千葉行き上り電車(6両編成)が倒木とぶつかり、一時飯岡-松岸間の上下線で運転を見合わせた。特急を含む上下12本が運休し、上下6本が最大4時間17分遅れ、約4300人に影響が出た。