赤楚衛二が「こっち向いてよ向井くん」でGP帯連ドラ初主演! 女性に翻弄される“恋愛迷子”な主人公に

赤楚衛二が、日本テレビ系で7月スタートの連続ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(水曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが分かった。赤楚はゴールデン・プライム帯ドラマ初主演。また、同局の「水曜ドラマ」枠では、「世界一難しい恋」以来約7年ぶりの男性単独主演作品となる。

「こっち向いてよ向井くん」は、「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の、ねむようこ氏による同名漫画が原作。雰囲気よし、性格よし、仕事もできる、いい男である向井くんこと、向井悟。10年ぶりに恋をしようと意気込む彼に待ち受けていたのは、すてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノで…。切実なのに笑えてしまう、不器用だから胸を打つ、それでも恋を諦めきれない“恋愛迷子”のラブストーリーが展開される。

赤楚が演じる主人公・向井くんは、都内のTシャツメーカーで働く33歳の会社員。雰囲気も性格もよく、仕事もできて、先輩にも後輩にも好かれている。人が自然と集まってくる“いい男”なのに、10年間彼女がおらず、恋をしていない役どころだ。友達が父になったり、妹が結婚したりする中で、ふと独りである自分に気付いてしまった。「仕事にも余裕が出てきた今の自分なら、新しい恋、しようと思えばできるはず」。幸いにも親しくしてくれる女性は多いので、久しぶりの恋にチャレンジする向井くんだったが、どうにも恋愛に発展しない。なぜ? 俺の何が間違ってるの? 向井くんの「恋をしよう」の決意は、「恋の仕方の間違い探し」の日々の始まりだった。

このたび解禁された第一報の写真は、原作コミックス第1巻を再現したもの。後ろから呼び掛けられて振りむく向井くんの頬には、女性の手が。果たしてこれは一体誰の手なのか気になるところだ。

「初の地上波GP帯の連続ドラマでの主演を務めさせていただくことになり、身の引き締まる思いです」と緊張感をもって作品に臨む赤楚。「今回僕が演じさせていただく主人公の向井くんは、仕事もある程度キャリアを重ねていて、近くにいたらすごく頼りがいもあって、相談に乗ってくれそうないい人。でも10年ぶりに恋愛をしてみると相手からは『優しいけど、この優しさはなんかちょっと違うな?』って思われちゃう、恋愛において迷子になってしまっている男の人です」と役柄を説明。

続けて「打ち合わせの時に『こういう人って結構いますよね』と、鈴木(将大)プロデューサーにお話したところ、『僕が全く一緒で…』とおっしゃっていて。僕も含めて、男性はみんなどこかに向井くん的な部分があるんじゃないかなと思います(笑)。この物語は男性である向井くん目線のラブストーリーですが、もちろん女性から見ても『こういう男の人いるよね』って思い当たったり、ちょっとしたセリフがリアルでグサッと刺さったり、性別を問わず楽しめる作品になっています」と作品の魅力を伝え、「これから発表になっていくすてきなヒロインの皆さんに、向井くんがどう翻弄(ほんろう)されていくのか、僕自身も演じるのが楽しみです。ぜひ、第1話の放送を楽しみにお待ちください!」とアピールしている。

映像化に際して、ねむ氏は「ある日深夜のラジオで、パーソナリティーの男性が赤裸々に失恋の話をしていました。仕事では成功してどこからどう見ても立派な大人の35歳男性。なのに恋となるとこんなに無様なのかと、なんだかおかしくて、いとおしくて、次の漫画の主人公はこんな感じの男の人にしようと思いました。あの日の思いつきが今こんなところまでたどり着いて、ただただ恐縮しています。ドラマをご覧の皆さまにも、迷える向井くんを応援していただけたら幸いです」と主人公である向井くん、そして連続ドラマ化への思いを語る。

そして、自身も「向井くん男子」だという鈴木プロデューサーは、「出会い方も、愛する対象も、幸せの形も、すべてが多様化した時代にどのように人と向き合い、恋をして、どんな大人になっていくのか。『人と向き合う』ことの面倒くささや楽しさ、そして向井くんの成長を描きます。そんな向井くんは、『また間違えてるよ~』『違う違う!』『気持ち分かるわ…』『よく頑張った!』と応援したり、励ましたり、時に叱りたくもなる…誰からも愛されるキャラ。くるくる変わる表情でお芝居をされる赤楚衛二さんは、僕の中で向井くんそのもので、『ぜひ! 向井くんとしてもがいてください』とオファーさせていただきました。女性主人公が多かった『水曜ドラマ』で赤楚さんがどんな向井くんを演じてくれるのか、今からとても楽しみです!」と、GP帯連続ドラマ初主演となる赤楚への期待を述べている。

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