芳根京子×重岡大毅「それってパクリじゃないですか?」特許庁の庁舎内での撮影が実現

芳根京子が主演し、ジャニーズWEST・重岡大毅が共演する日本テレビ系連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(水曜午後10:00)。5月10日放送・第5話では、特許庁の全面協力で、実際の「審査室」と「審判廷」での撮影が行われた。

「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」は、“知的財産バトル”をテーマにした、新時代のオフィス・エンターテインメントドラマ。飲料メーカー「月夜野ドリンク」の開発部から知的財産部に異動した藤崎亜季(芳根)が、親会社からやって来た知的財産のプロ・北脇雅美(重岡)と共に、時にぶつかり、時に協力しながら仲間の作った商品を守るために奮闘する姿を描いている。

第4話では、新ドリンク開発プロジェクトのイメージキャラクターを、商標出願することになった亜季のもとに、親会社から商標出願を取りやめるよう申し出が届く。一方、北脇が音信不通となりスパイ疑惑が高まる中、亜季は、「月夜野ドリンク」と親会社では扱う商品のジャンルが異なるため、同時に商標出願することも可能なのではないかと思い至り、親会社に提案するも、同時期に同名商品を展開するのには後ろ向き。そこで、北脇は、両社が「コラボレーション」の形で商品を展開すれば、問題が解決するのではないかと提案。北脇の仕事ぶりに混乱しつつも感心する亜季は、北脇がかつて親会社の研究員であり、同期の南の特許登録のために親会社に戻っていたという事実を知った。

北脇の協力を得て、「ツキヨン」の商標出願の最終確認を終えた亜季の耳に、ライバル会社「ハッピースマイルビバレッジ」が「ツキヨン」の商標を狙っているという連絡が入る。商標出願を取りやめるべきではないかと、揺れる亜季。社運を賭けたプロジェクトだけに北脇はためらうが、亜季の言葉に動かされ、出願目前でパソコンを閉じる。

一方、「ツキヨン」の商標を出願した「ハッピースマイルビバレッジ」は、「公共のものを利益のために独占するのか!?」と大炎上。亜季の訴えが「月夜野ドリンク」を大炎上から救ったのだった。しかし、「ハッピースマイルビバレッジ」の知的財産部部長・田所ジョセフ(田辺誠一)には次なる思惑があった。

そして、第5話では、個人の写真をポスターに利用するための許可申請と、一度拒絶された特許の対応という二つの案件の“調整”に亜季が挑む。その舞台となるのが、東京・霞が関にある特許庁。先月中旬、亜季が挑む「特許出願」に関するシーンや、亜季の親友・根岸ゆみのブランド「ふてぶてリリイ」をめぐる「無効審判」に関するシーンの撮影などが、特許庁の全面協力の下、実際の庁舎で行われた。

亜季と、開発部員である亜季の同期・窪地育哉(豊田裕大)が、特許庁の審査官と面接する際に使用する「面接室」内には初めてテレビカメラが入り、「審判廷」でも実際行われるように、無効審判の口頭審理の様子が撮影された。

実際の特許庁でのロケを終えた芳根は、「なかなか入れる場所ではないので、お芝居のリアリティーが増しました。特許庁の皆さんがいろいろと助けてくださって、一緒にドラマを作り上げている感じがしてとてもうれしかったです!」と充実した撮影となったことを伝えている。

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