佐藤二朗や荒川良々を輩出 役者に力試しの場を提供するプロジェクト『ラフカット2023』開催決定

今年で29年目 堤 泰之氏がスタートさせたオーディションシステム公演「ラフカット」が2023年6月7日より上演。

「ラフカット」はエネルギーをもて余している役者に、力試しの場を提供していこうというプロジェクトです。荒削りであっても可能性を秘めた役者との出会いを求めて、プロデュース公演やワークショップなどを行っている。29年目を迎えた今年も、オールキャストオーディションによるプロデュース公演を実施、30分の短編が4話というオムニバス形式の公演となる。

第一話「愚かなる人」 作:太田善也
第二話「コインランドリーマンズ」 作:桑原裕子
第三話「ダンスフロアに華やかな光」 作:堤 泰之
第四話「パーはチョキより弱いのか」 作:佐藤二朗

ラフカットについて
現在東京にある劇団の数は、二千とも三千とも言われています。そして役者、あるいは役者を目指している人の数は、数万人にも及びます。しかしその中で、年間通して舞台に立つ場を確保されている役者は、ほんの一握りに過ぎません。多くの役者達は力をもて余し、舞台に立つチャンスを探っています。
この公演は、全キャストをオーディションで決定します。それによってより多くの役者達に力を試す場を提供し、真に魅力のある役者の発掘を目指しています。1995年にスタートしたラフカットもすっかり定着し、いまでは九州や北海道からオーディションを受けに来る役者達もいます。また佐藤二朗や荒川良々のように、TVドラマや映画で注目されるまでに成長した役者も数多く輩出しています。

堤 泰之 (つつみやすゆき)
1960年愛媛県生まれ。東京大学教育学部中退。在学中よりネヴァーランド・ミュージカル・コミュニティにてオリジナルミュージカルを創作。 1992年、プラチナ・ペーパーズを設立し、幅広いジャンルの脚本・演出を手がける。 また、1995年にスタートさせたオーディションシステム「ラフカット」は、若手役者の登竜門となっている。

公演概要
『ラフカット2023』
日程・会場:2023年6月7日 (水) ~2023年6月11日 (日) こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロ
出演者
キャスト: オーディションで選ばれた俳優陣
スタッフ
脚本・演出:堤泰之
照明:倉本泰文(APS)
音響:樋口亜弓
衣裳協力:小野涼子
舞台監督:長沼仁
制作:冨山絵理、藤野和美(オフィス・REN)、荘司雅子(オフィス・REN)
企画:ラフカット
主催:こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
製作:プラチナ・ペーパーズ
公式HP:http://www.platinum-papers.com/rh_cut/rh_info.html
Twitter プラチナ・ペーパーズ(堤泰之情報)
https://twitter.com/pp_tsutsu

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