新型コロナの5類移行 感染対策は個人判断 専門家に聞く

新型コロナの5類移行 感染対策は個人判断 専門家に聞く

 新型コロナの5類移行に伴い、今後の感染対策は個人の判断となります。
 その際、どのような考え方が必要になるのか…。
 千葉大学病院感染制御部長の猪狩英俊教授に聞きました。

千葉大学病院 感染制御部長 猪狩英俊 教授
「(感染対策の)判断に困る人が続出して、当面、日常生活の中で戸惑う場面が増えてくる。この3年間で学んだこともある。国から適切な情報を発信することで、安心して生活できる環境を整える必要がある」

 猪狩教授は感染対策が個人の裁量となることで、日常生活で戸惑う場面も増えるとして国からの適切な情報発信が必要だと指摘しました。

 そして、引き続き、「基本的な感染対策が大事」とした上で、次のように呼びかけています。

千葉大学病院 感染制御部長 猪狩英俊 教授
「四六時中、緊張していることはできない。時と場所、相手との間合いをよくとりながら感染対策を重みづけすることが大事。そこには科学的に裏付けられた根拠を、絶えず意識していくことが必要」

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