伊達政宗公騎馬像がモチーフのはんこ G7仙台科学技術大臣会合で各国閣僚に贈呈

G7仙台科学技術大臣会合がいよいよ今週末、太白区の秋保温泉で開催されます。各国から集まる閣僚に贈呈される記念品の一つが、伊達政宗公の騎馬像がモチーフとなったはんこです。

宮城野区原町にある創業60年のはんこ店、仙章堂です。こちらの店で製作するはんこが、12日から開催されるG7仙台科学技術大臣会合で各国から集まる閣僚に記念品として贈られることになりました。

社長の庄子喜隆さんが組合長を務める宮城県印章業組合の働き掛けで実現したということです。

仙章堂庄子喜隆社長「はんこ文化というものが日本にあるんだということを世界に向けて発信できるということで、本当に喜んでおります」

はんこは直径約1.5センチで、伊達政宗公の騎馬像モチーフの下に、G7仙台の文字が刻まれています。デザインは庄子さんが考えました。

宮城県で唯一の一級印章彫刻技能士である庄子さんが国産のツゲを丁寧に手作業で仕上げます。

字入れ、荒彫り、仕上げの工程で1本完成するのに約5日がかかります。

仙章堂庄子喜隆社長「帰国されても、朱肉もお渡ししていますので日本の印章文化を伝えてもらえればと願っております」

はんこは朱肉とはんこケースのセットにし、桐の箱に入れて贈られるということです。

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