横綱照ノ富士が夏場所出場へ 師匠明言、4場所連続休場中

横綱照ノ富士

 両膝痛などで4場所連続休場中の大相撲の横綱照ノ富士について、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は8日、夏場所(14日初日・両国国技館)の出場を明言した。「出ます。15日間取り切って、優勝を目指していくと思う」と語った。進退を懸けるかどうかについては言及しなかった。

 照ノ富士はこの日の稽古を休み、両膝の検査や治療で通院。伊勢ケ浜親方は「春場所前は稽古中に悪くしてしまったので、今回は無理をさせないようにした」と慎重に述べた。

 一人横綱は昨年9月の秋場所を途中休場し、同10月に両膝を手術。その後は3場所連続で全休した。優勝は昨年夏場所を最後に遠ざかっている。

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