今年3月、神奈川県警相模原署で勤務する男性巡査長(36)が、取り調べを受けていた少年の胸ぐらをつかむなどの暴行をしたとして、県警監察官室が調査していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、巡査長は3月21日午後8時ごろ、オートバイを盗んだ疑いで別の警察官から取り調べを受けていた少年(14)に気付き、いきなり取調室に入ったという。少年の胸ぐらをつかみ、暴言を吐くなどしたという。巡査長と少年は顔なじみで、「少しでも変わってほしかった。ついカッとなってしまった」などと話しているという。少年にけがはなかった。
監察官室は詳しい状況を調べている。