新型コロナ 5類移行でどう変わる?医療費は、治療薬は?

新型コロナが5類に引き下げられたことで、変わったことなどを見ていきます。

国は体調に異変を感じた場合、医療機関を受診する前にまずは国が承認したキットで検査を行うよう呼びかけています。その結果、陽性で症状が軽い場合には自宅などで療養します。一方、医療機関を受診する場合は事前連絡が必要となります。診てもらえる医療機関は愛媛県内724か所で、県のホームページに掲載されています。

また、国は目安として発症翌日から5日間の外出自粛などを推奨しています。濃厚接触者の特定も無くなりましたが、同居する家族などが感染した場合、発症日の翌日から5日間、体調に注意するよう呼び掛けています。

続いて医療費についてです。
これまでは全額公費負担でしたが、他の疾患と同じく健康保険を使い、一部が自己負担となります。
一方、治療薬については、当面9月末まで全額公費負担の措置が継続されます。
入院費用は、当面9月末まで高額療養費の自己負担限度額から最大2万円減額されます。

愛媛県内の感染状況です。県内で新たに45人の感染が確認されました。医療圏域別では松山市とその周辺で25人、今治市と上島町で8人、八幡浜市・大洲市とその周辺で5人、四国中央市で3人、新居浜市と西条市で1人となっています。

このように毎日行われてきた感染者数の発表は、5類移行に伴い8日で終了します。県は今後、定点医療機関からの報告に基づいて、毎週金曜日に感染状況を発表する方針です。

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