【イスラマバード共同】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの対外政治事務所トップ、ソヘイル・シャヒーン氏が8日までに共同通信の単独取材に応じ、タリバン暫定政権が重視する治安対策が「うまくいっている」とし、次の焦点は「女性の教育の問題」と言明した。政権は小学校以外の女子教育を停止、国際社会は女性抑圧と批判している。同氏は教育再開に意欲を示し、約2年前の政権掌握以来進まない国際承認を求めた。
女子教育再開の時期は示さなかった。強硬派が反対しており、実現性は不透明だ。中東カタールの首都ドーハにある事務所で語った。
事務所はタリバン最高指導者アクンザダ師の直轄組織。