「母の日」商戦本格化 金沢の商業施設

人気の帽子が並んだ売り場=金沢市の香林坊大和スカーフなど外出用グッズの売り場=金沢エムザ

  ●帽子やスカーフ、お出かけグッズ人気

 14日の「母の日」を前に、石川県内の商業施設で商戦が本格化している。8日にコロナの感染症法上の位置付けが5類に移行し、旅行機会が今後増えることが予想される中、各店は帽子やスカーフ、日傘といった外出用グッズを充実させる。母と娘で共用したり、ペアで使ったりするバッグやアクセサリーも人気となっている。

 金沢市の香林坊大和は、「母×娘で楽しむショッピング」と銘打ったキャンペーンを展開。帽子ブランド「CA4LA(カシラ)」では、明るい色のバケットハットやベレー帽を選ぶ人が目立つ。バッグや化粧品なども売れている。

 同市の金沢エムザでも、帽子やスカーフ、日傘などの外出用品が人気を集めている。コロナの感染状況が落ち着いた今年は、プレゼントを郵送ではなく、手渡す人も多いとみられる。フライパンなどの調理器具も人気で、枕や生花を品定めする人の姿も見られた。

  ●イチゴのケーキ販売

 ANAクラウンプラザホテル金沢(金沢市)は「苺のピンクバスケットケーキ」を12~14日に販売する。クリームでかごの編み目を表現したショートケーキとなる。4千円で、2日前までに予約が必要。

人気の帽子が並んだ売り場=金沢市の香林坊大和スカーフなど外出用グッズの売り場=金沢エムザ

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