オンライン無料座談会「ホウレンソウはもう古い?社員の働きやすさに繋げる『価値のある雑談』とは」開催レポート

「産業保健新聞」読者の皆さまこんにちは。
ドクタートラストセミナー事務局です。
今回は、4月5日に開催したオンライン無料座談会「ホウレンソウはもう古い?社員の働きやすさに繋げる『価値のある雑談』とは」の内容をレポートします。

社員とのコミュニケーションにお悩みの企業は多いと思いますが、なかなか他社のことを知る機会などはないですよね。
「仕事中は私語厳禁」なんて職場もあるかもしれませんが、職場での雑談こそ、円滑な仕事を行うために業務上必要な行動です。
また、2023年に入社する新入社員の働く目的では「楽しく働きたい」が第1位です。
会話がない職場では楽しく働くことは難しく、新入社員の成長を阻害してしまう可能性があります。

そこで本座談会では、ドクタートラスト所属の中森チカ保健師、宮野友里加管理栄養士が講師を務め、前半は、衛生委員会資料の解説動画を視聴し、仕事で欠かせない「雑談」について、必要性とともに効果的に行えるポイントを解説、さらに後半は、参加者の企業でコミュニケーション活性化のために取り組んでいることや現在の課題を共有するとともに、課題解決の道を模索しました。

開催概要

座談会名称:「ホウレンソウはもう古い?社員の働きやすさに繋げる『価値のある雑談』とは」
日時:2023年4月5日(水)15時~16時
会場:ZOOMを使ったオンライン開催

講師プロフィール

内容

動画で解説!職場で価値のある雑談のポイントとは?

皆さまの会社では雑談は活発にできていますか。
衛生委員会ハンドブック資料の解説動画では、職場での雑談をテーマに、職場の現状や新入社員が望む職場、雑談のきっかけや雑談テーマの選び方について解説しました。
その中の一部をご紹介します。

普段から雑談ができていれば、雑談の延長で気軽に相談がしやすいため、「少し心配だ」という時点で相談ができます。
上司や同僚からアドバイスをもらえて早期解決につながったり、事前に一緒に協力することができたり、上司の考えや価値観を知る機会が増え、同時に自分の意図との違いも理解してもらいやすくなる、などの利点があります。
相談を増やすためにも、雑談は有効であり、無駄ではありません。
企業の文化を変えるためにも、社内で一人ひとりが積極的な雑談を行っていく必要性についてお伝えしました。

皆さまの会社での雑談は?座談会の様子

後半では、中森保健師に加えて、ドクタートラストの宮野管理栄養士も参加し、参加者の皆さんと座談会を行いました。
そのなかで雑談を取り入れるための取り組みとして、「挨拶の流れや業務について相談した中で雑談を追加してみる」、「職場で雑談の必要性を理解してもらい、時間を区切って雑談の時間を設定する」などすぐ始められるものを紹介しました。

参加者の中には「雑談が続かない」といった点に課題を抱えているといった声も聞かれ、宮野管理栄養士から「単純接触効果により、接触回数が増えるだけでも信頼感が得られる。まずは短時間でも会話できることがいいのではないか」とアドバイスしました。
詳細が気になる方は、次回以降の座談会にぜひご参加いただき、「自分の会社ならどういう課題があるか?どうすればいいか?」を語っていただければ嬉しいです。

参加者の声

座談会終了後に開催したアンケートでは、参加者の方々から、職場環境改善に対して前向きなご意見が寄せられました。

・ 意見を出しやすい雰囲気だった
・ あっという間に終わってしまった
・ 雑談では長く続かないことに悩んでいたが、回数が大事だとアドバイスをもらえて安心した

さいごに

今回の座談会では、「雑談」の重要性はその方法を解説するとともに、皆さんで課題を共有、解決に向けて模索しました。
この座談会が、皆さまの職場での雑談をはじめとしたコミュニケーションを振り返るきっかけになりましたら幸いです。
これまで開催してきた受講型の無料セミナーから大幅にリニューアル、参加型形式での実施は初めての試みでしたが、大盛況のうちに終えることができ、心よりお礼を申し上げます。

第1水曜日に開催中!無料のオンライン座談会

ドクタートラストでは、毎月第1水曜日に無料のオンライン座談会を開催しています。
会社の人事担当者、衛生管理者、産業保健スタッフの方であれば、どなたでも参加いただけます。
詳細は、以下リンクよりご覧ください!

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