『ミヤネ屋』旧統一教会の“合同結婚式”を現地取材で反響「この番組は信頼」「いつ見ても異常な光景」

汐留ジオサイトの日本テレビタワー

5月8日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)は、7日に教団本部がある韓国で行われた旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の“合同結婚式”を特集。ミヤネ屋では、現地を独自取材した。

報道によると、初めて合同結婚式を受ける日本信者が約550人ほど参加しているとのことで、旧統一教会問題に詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏によると「リモートで参加した人を入れると日本字だけでも7~800人は(参加して)いる」とのこと。

司会の宮根誠司(60)は、2世信者の婚約について「この結婚が断ることができるのかというのが、ひとつポイント」だとし、韓国で幸せに暮らしている人は別として「韓国に行って本当に苦しい生活をしいられて本意ではない生活をされている方の救済を本当に考えないといけない」と指摘。これに鈴木氏も「幸せそうなカップルを否定するわけではないんですけど、実際に苦しんできた方がいらっしゃって、その方たちの救済がまだされていない。この現状をなんとかしないといけない」と語った。

さらに、アメリカのトランプ前大統領(76)まで合同結婚式にコメントを寄せていたことから、宮根は「トランプ前大統領とかポンペイさんなんかもコメントを出していることに、なんかちょっと違和感を感じる」と首をかしげていた。

合同結婚式を取り上げたこの日の放送については視聴者からも「日本政府は何をやっていたのか。岸田総理は同日の韓国で、何を思っていたのでしょうか?」「統一教会合同結婚式まるで潮が引くようにメディアが取り上げなくなった。けれどこの番組は信頼できる。ありがとう」「ミヤネ屋、頑張ってほしい。統一教会問題はまだまだ解決していません。自民党は国民が忘れるのを待ってるけれど、こんな未解決のままなんてあってはならない事。定期的に取材お願いします!」「統一教会の合同結婚式、いつ見ても異常な光景だ」「岸田さん韓国って報道されてる中、合同結婚式のニュースあると勘ぐっちゃうよ。変な時期に行ったな」といった声が集まっている。

「岸田文雄首相は、7日に韓国を訪問していますが、いぜんとして自民党と教団の関係性について詳しい明言は避けたまま。『ミヤネ屋』以外のメディアが旧統一教会問題を取り上げることはほぼなくなり、再びうやむやにされそうな雰囲気も感じますね」(政治記者)

自民党が完全に繋がりを断ち切らない限り、根本的な解決はほど遠いようだ。

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