ジョーダン・スピースが左手首痛で地元大会を欠場 次週「全米プロ」

左手首痛で地元大会を欠場するジョーダン・スピース※撮影は3月「アーノルド・パーマー招待」(Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン選手権 事前情報(8日)◇TPCクレイグランチ(テキサス州)◇7414yd(パー72)

世界ランキング10位のジョーダン・スピースが左手首の痛みを理由に、今季のメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ニューヨーク州オークヒルCC)を翌週に控えた地元大会の欠場を決めた。

4月の「マスターズ」で4位、翌週の「RBCヘリテージ」はマシュー・フィッツパトリック(イングランド)にプレーオフで敗れて2位と好調だったが、2週のオフを挟んで出場した前週の「ウェルズファーゴ選手権」は予選落ち。2日目に「77」をたたいていた。

スピースはこの日、自身のSNSで「週末に左手首にひどい痛みがあり、医師に休養と、動きを制限する必要があると診断された」とコメントした。

ダラス近郊で行われる本大会はスピースにとってのホームゲーム。冠スポンサーのAT&Tとは長らくスポンサー契約を結んでいる。「AT&Tバイロン・ネルソンは私にとって非常に大きな意味があり、今週の欠場が残念でならない。ダラスにいる家族や友人たちの前でのプレーはシーズン中のハイライトのひとつで、大会関係者やボランティアの皆さんは何者にも代えがたい。来年、その先もまた戻れることを望んでいる」と続け、復帰時期については明言を避けた。

17年までにメジャー3勝を挙げているスピースは、残された「全米プロ」制覇でキャリアグランドスラムを達成する。

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