エド・シーラン、『-(サブトラクト)』発売を記念して全米各地でサプライズ・ショー開催

先週金曜日にニュー・アルバム『-(サブトラクト)』をリリースし、「Thinking Out Loud」にまつわる裁判で勝訴したエド・シーランが、米ニューヨーク、ダラス、ロサンゼルスの路上でサプライズ・ライブを行い、新作からの曲などを披露した。

一連のサプライズ・ライブは、先週金曜日に自身の期間限定ポップアップ・ショップ“The Subtract Experience”が開催されている米ニューヨークのソーホーでスタートした。エドはボルボの上に飛び乗り、「Thinking Out Loud」や最新シングル「Boat」を含む数曲をアコースティックで披露し、集まったファンを喜ばせた。

別の映像では、土曜日の夜に米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで【マスマティックス・ツアー】をキックオフする直前にアイスクリーム・トラックに乗ったエドが、ダラスのファンにアイスを配り、「Eyes Closed」を披露する様子が映っている。そして日曜日の午後には、米LAにて2階建ての観光バスの上でサプライズ・ライブを敢行した。

この日の夜、エドは、アラニス・モリセットとともに米オーディション番組『アメリカン・アイドル』にゲスト審査員として出演していた。そしてイギリスの国王チャールズ3世の戴冠式で不在だった審査員ケイティ・ペリーとライオネル・リッチーの代役を務め、忙しい週末を締めくくった。

さらに先週末、エドの「Thinking Out Loud」が、故マーヴィン・ゲイの1973年の名曲「Let's Get It On」を盗作したとして、楽曲を共作した故エド・タウンゼントの家族がエドに約1億ドル(約135億円)の損賠賠償を求める訴訟を起こしていた裁判で勝訴していた。

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