土石流災害によって立ち入り禁止になっている静岡県熱海市伊豆山地区のライフライン工事が5月9日から始まりました。
工事が始まったのは熱海市伊豆山地区の警戒区域内を通る市道、約150メートルの区間です。
整備されるのは、水道と都市ガスで、これまでの設備は土石流の影響で泥などが詰まっていることから、新しい水道管とガス管を埋め込むということです。ライフラインの復旧予定エリアには46棟の住宅があり、今回の工事によって32棟分のインフラが改修されることになっていて6月末の完了を目指します。
<熱海市危機管理課 小林敦課長>
「少しでも多くの建物にライフラインが通りますように関係機関と連携して進めてまいります」
警戒区域の解除については9月1日の予定です。