レイズが同地区2位オリオールズに勝利 マクラナハンは無傷の7勝目

【レイズ3-0オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

レイズは2回表にジョシュ・ロウの7号ソロで先制すると、先発のシェーン・マクラナハンが6回7奪三振無失点の好投を披露。打線も7回表、9回表に1点ずつを追加し、3対0でオリオールズを下して連勝を飾った。マクラナハンは無傷の7勝目をマークし、4番手のジェイソン・アダムは4セーブ目を記録。オリオールズ先発のカイル・ギブソンは7回途中2失点の好投も2敗目(4勝)を喫している。

レイズは2回表にホームランで1点を先制したものの、レイズ戦直近5登板で5勝0敗、防御率1.62と相性の悪いギブソン相手にこの日も苦しめられ、なかなか追加点が奪えない展開となってしまう。それでも先発のマクラナハンが四球こそ出しながらも相手打線に得点を許さないエースのピッチングで援護を待つと、7回表に犠牲フライで待望の追加点。さらに9回表にはルーク・レイリーの8号ソロが飛び出すと、リリーフ陣も無失点で締めて完封リレーと盤石の試合運びを見せた。

レイズはこれで今季29勝目をマークし、同地区2位・勝率メジャー全体3位のオリオールズを相手に6.5ゲーム差と大きく突き放した。開幕36戦で29勝以上をマークしたのは1900年以降の近代MLB史上6チーム目であり、うち、ワールドシリーズ創設前の1902年・パイレーツを除く過去の4チーム中3チームがワールドシリーズ制覇を成し遂げている。近年は安定してポストシーズンに進出しながらまだワールドシリーズのタイトルを手にしたことがないレイズだが、今年は早くも初戴冠への期待が大きく膨らむシーズンを送っている。

The post レイズが同地区2位オリオールズに勝利 マクラナハンは無傷の7勝目 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.