リンゴの苗木盗難、36本引き抜かれる 青森・弘前市

 弘前署は8日、青森県弘前市鬼沢猿沢のリンゴ畑で、シナノゴールドの苗木36本(時価合計約7万2千円)が盗まれたと発表した。同署は窃盗事件として捜査している。

 畑を所有する同市の農業男性(72)が2日に気づき通報した。盗まれた苗木は高さ約1.5メートルで、畑から引き抜かれていた。同署は、4月29日午前9時ごろから、5月2日午前8時半ごろまでの間に盗まれたとみている。

 現場は約4千平方メートルの畑で、リンゴの木約200本、苗木65本が植えられていた。今月5日には鬼沢地区に隣接する小友地区でもリンゴの苗木3本が盗まれており、同署が関連性などを含め捜査している。

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