“激励”の意味で… 警察官の胸を殴った幹部自衛官(58) 停職2か月の処分

陸上自衛隊松山駐屯地に所属する歯科医官で2等陸佐の男性(58)が、愛媛県松山市内で警察官に暴行を加えたとして、停職2か月の懲戒処分を受けました。

松山駐屯地などによりますと、この男性は今年1月4日午前2時半ごろ、松山市内の繁華街で警察官の胸を1回殴ったということです。

当時、酒に酔った状態でした。

男性は公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された後、今年3月に略式起訴され、罰金20万円の略式命令を受けていました。

殴った理由について男性は「警察官を激励する意味だった」と釈明しているものの、事実関係を認め、深く反省しているということです。

松山駐屯地は「常日頃から服務に係る教育及び指導を実施しているところだが、このような事案が起こったことは誠に遺憾。今後、さらなる服務指導の徹底を図り、事案の絶無に努める」とコメントしています。

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