春の叙勲のうち、大綬章の親授式が9日、皇居・宮殿「松の間」で開かれ、旭日大綬章の岡田卓也元ジャスコ社長(97)、池上政幸元最高裁判事(71)ら7人に、天皇陛下が勲章を手渡された。
式後、受章者を代表して岡田氏が「それぞれの分野において一層精進を重ねていく決意です」とあいさつした。陛下は「長年それぞれの務めに励まれ、国や社会、人々のために尽くしてこられたことに深く感謝します」とねぎらった。陛下は英語でもあいさつした。
ほかの出席者は、旭日大綬章の木沢克之元最高裁判事(71)、古賀信行元野村証券社長(72)、広瀬道明元東京ガス社長(72)。瑞宝大綬章は岩崎茂元統合幕僚長(70)。