叙勲受章者の功績たたえる 岡山県庁で伝達式

 春の叙勲と危険業務従事者叙勲の岡山県内受章者への伝達式が9日、県庁であり、伊原木隆太知事が長年にわたる各分野での功績をたたえた。

 春の叙勲は地方自治、厚生労働関係、消防の各功労計22人、危険業務従事者叙勲は消防功労の4人が出席。伊原木知事が一人一人に勲章と勲記を手渡し「今の地域の発展と安定は皆さんのご尽力のおかげ。豊富な経験を生かして後進の育成に精進してほしい」とあいさつした。

 受章者は取材に「消防団の仲間や家族の支えに感謝したい」「受章を励みに子育て世代や高齢者の支援に一層努めていきたい」などと話した。

 岡山県関係の受章は、春の叙勲の82人(県内居住65人、県外居住17人)と危険業務従事者叙勲の54人(県内居住44人、県外居住10人)。知事伝達以外は各省庁などで贈られる。

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