スマホにマイナ、11日から　アンドロイド端末で

　河野太郎デジタル相は9日の記者会見で、マイナンバーカード機能のスマートフォンへの搭載が11日から可能になるとして、活用を呼びかけた。まずは米グーグルの基本ソフト（OS）「アンドロイド」を採用するスマホが対象で、カードを持ち歩かなくても行政手続きなどができる。

　河野氏はスマホでできる機能について「11日から（カード取得者向けサイトの）マイナポータルを使ったサービスに対応する。金融機関の口座開設や携帯電話の契約など民間サービスにも順次広がる」と述べ、徐々に増やしていくと説明した。

　住民票などのコンビニ交付は年内、健康保険証としての利用は来年4月の開始を目指すとした。