無資格者がフォークリフトを運転 積荷の一部が落下し別の従業員が重傷 八幡浜の農業法人を書類送検

無資格の従業員にフォークリフトを運転させたとして、愛媛県八幡浜市に本社を置き、かんきつの生産や販売などを行う会社とその社長が9日、労働安全衛生法違反の疑いで松山地検に書類送検されました。

八幡浜労働基準監督署によりますと、会社と社長は去年11月、倉庫で無資格の従業員にフォークリフトを運転させた疑いで、その際、荷物の一部が落下し、近くで作業をしていた別の従業員に当たる労災事故が発生したということです。

被害を受けた従業員は、けいずい損傷の重傷です。

労基署では、労災事故が発生した案件以外にも、この従業員が複数回フォークリフトを運転していたことを確認したということですが、社長の認否を明らかにしていません。

© 株式会社あいテレビ