東証反発、292円高 好業績見通し銘柄に買い

 9日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。終値は前日比292円94銭高の2万9242円82銭となり、年初来高値を更新して昨年1月5日以来約1年4カ月ぶりの水準を回復した。好業績見通しや株主への利益還元拡充の方針を発表した銘柄などに買い注文が集まり、平均株価の前日終値からの上げ幅は一時300円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)は26.34ポイント高の2097.55となり、2021年9月以来の高値を付けた。出来高は約13億4700万株。

 業績への期待から鉄鋼株が上昇。商社株にも買い注文が膨らんだ。

© 一般社団法人共同通信社