ゲートボール大好き・三遊亭円楽 最後?のなぞかけを披露 「それいけ!ゲートボールさくら組」本編映像

2023年5月12日より劇場公開される、藤竜也主演の映画「それいけ!ゲートボールさくら組」から、故・三遊亭円楽が出演するシーンの、本編映像の一部が公開された。

三遊亭円楽は、織田桃次郎(藤竜也)率いるデイサービス「桜ハウス」に通う高校ラグビー部時代の同級生で結成されたさくら組と、桜ハウスの土地を狙う黒沢建設ゴルフによるチームブラックファイブの試合の解説として登場。試合前に実況から、「では、師匠。決勝戦とかけまして」と無茶ぶりをされると、「決勝戦とかけまして、電気溶接と解く」となぞかけ。「その心は・・・」と答える前に、「整列してくださーい!」と審判の声がかかり、中断させられてしまう。円楽は、目線を下に落として小さな声で「火花散るでしょう」とつぶやくのだった。

円楽は生前に日本ゲートボール連合評議員を務めており、本作でも日本ゲートボール連合評議員の三遊亭円楽役として出演している。「この映画を成功させてゲートボール人気を復活させたいんです!」というプロデューサーの熱意に出演を即決したという円楽だったが、本作が遺作となった。また、台本には別の謎かけが書かれていたが、本番では円楽自らの考えた謎かけが披露されているという。

「それいけ!ゲートボールさくら組」は、シニアが奮闘するエンタメ映画。かつて高校ラグビーで青春を謳歌した”ジーサン”たちが、60年ぶりに集結。マネージャーだったサクラが経営するデイサービス“桜ハウス”の倒産危機を知って一念発起し、今の自分たちができることで手助けしようと、ゲートボール大会に出場して優勝を目指すことになる。悪徳ゼネコン企業の陰謀も渦巻きピンチの連続を迎えるが、固いチームワークで困難を乗り越え、桜ハウスを救おうとする。

主演は、「愛のコリーダ」「龍三と七人の子分たち」などの藤竜也。81歳の藤竜也が、ゲートボール大会に出場して優勝を目指す主人公・織田桃次郎役を演じる。高校時代からの元ラグビー部仲間には、石倉三郎、大門正明、森次晃嗣、小倉一郎。平均年齢76歳の超ベテラン俳優陣が、スクリーンで大暴れする。ほかに、「チームさくら組」の一員として山口果林、田中美里が出演。かつてのラグビー部仲間で今は亡き盟友役として毒蝮三太夫、ゲートボールをスパルタ指導する女子高生・嶋田七海役に本田望結、生前ゲートボール愛好家としても知られていた落語家・三遊亭円楽も顔をそろえる。

【作品情報】
それいけ!ゲートボールさくら組
2023年5月12日(金)ロードショー
配給:東京テアトル
©2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員会

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