今年のゴールデンウィーク期間中に、道後温泉本館など愛媛県松山市内の主要な観光施設を訪れた人は、去年より8000人ほど増えたことが分かりました。
松山市によりますと、今年のゴールデンウィーク期間中に松山城や道後温泉本館など市内8つの観光施設を訪れた人は、およそ12万9000人で、去年より8000人ほど増えたということです。
一方、コロナ前と比べると5割ほどにとどまっています。
増加した要因として、松山市は、施設の人数制限が去年より緩和されたことや、政府の水際対策が終了し外国人の観光需要が高まったことなどを挙げています。
松山市 野志克仁市長
「たちまちコロナがゼロになるわけでないので、基本的な感染対策をしながら客に満足してもらえるように引き続き取り組みたい」
市は、今後も感染対策を講じながら国内外から観光客を呼び込みたいと話しています。