GW、国内線279万人利用 大手2社、コロナ禍前と同水準

ゴールデンウイークでにぎわう羽田空港の国内線ターミナル=4月29日

 航空各社は9日、今年のゴールデンウイーク期間(4月29日~5月7日)の利用実績を公表した。国内線は2022年比1.2倍の279万3千人で、国際線は同2.9倍の38万9千人だった。大手の日航と全日空の合計では、国内線が18年比9割を超え、新型コロナウイルス禍前と同水準となった。国際線は同6割以上と回復傾向だった。

 JR旅客6社の利用実績は、4月28日~5月7日で、新幹線と在来線特急などの主要線区の乗客数が、22年比1.32倍の1100万1千人だった。18年比では0.94倍。

 高速道路各社の同期間の交通状況は、10キロ以上の渋滞が全国で285回発生し、22年並みの水準だった。

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