9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル＝134円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比22銭円高ドル安の1ドル＝134円80～82銭。ユーロは1円23銭円高ユーロ安の1ユーロ＝147円96銭～148円00銭。
前日の米長期金利の上昇を受け、朝方は日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いがやや優勢となったが、午後に入ると日銀の大規模な金融緩和策が修正されるとの思惑から円を買い戻す動きも出て、方向感の乏しい展開となった。
市場では「10日に発表される米消費者物価指数の内容を見極めたいとする投資家が多い」（外為ブローカー）との声が聞かれた。
