ニトリが24年ぶり減益 円安で輸入コスト上昇

 家具・日用品販売大手のニトリホールディングス(HD)が9日発表した2023年3月期連結決算は、純利益が前期比1.6%減の951億円となった。減益は単独決算だった時期を含め24年ぶり。急激な円安進行や原油高によって、商品の輸入コストが上昇した。

 決算期を変えたため、13カ月11日分の業績を開示したが、前期との比較は単純計算で行った。売上高は16.8%増の9480億円だった。

 24年3月期は売上高が9320億円、純利益が1千億円と減収増益を見込む。

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