ブルース・ロック界を代表する名ギタリスト、ロリー・ギャラガーのキャリアの集大成といえる1990年の未発表ライブ音源が充実の日本盤2CDで7月7日に発売決定!

ブルース・ロック界を代表する名ギタリスト、ロリー・ギャラガーのキャリアの集大成といえる1990年の未発表ライブ音源が日本盤2CDで7月7日に発売されることが決定した。 ブライアン・メイ(クイーン)、スラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ジョニー・マー(ザ・スミス)など数多くのギタリストに影響を与えたアイルランド出身のロリー・ギャラガー。ラスト・アルバムとなった『フレッシュ・エヴィデンス』(1990年)発表後の1990年12月28日と29日に、英国ロンドンのタウン&カントリー・クラブで披露した名演が収録され、全23曲の収録トラックはいずれも未発表音源となっている。 当時の最新作にして生前最後のアルバムとなった『フレッシュ・エヴィデンス』の収録曲から、自身の代表曲(「シャドウ・プレイ」、「タトゥード・レディ(いれずみの女)」など)、そしてブルース界のレジェンドたちのカバー曲まで幅広い楽曲を収録。彼の代表作である『ライブ・イン・ヨーロッパ』(1972年)、『ライブ・イン・アイルランド』(1974年)といった名ライブ盤にも劣らぬ見事なパフォーマンスが刻み込まれた一作となっている。 凄まじい激しさとスピードで演奏されるエレキ・ギターから、円熟味を感じさせる歌声、巧みなスライド・ギター、そしてブルージーなアコースティック・ギターまで、ロリー・ギャラガーのミュージシャンとしての魅力が凝縮されている。 また、長年にわたりギャラガーのバンドを支えたジェリー・マカヴォイ(ベース)とブレンダン・オニール(ドラムズ)、オアシスやトーク・トークらとの共演でも知られるナイン・ビロウ・ゼロのマーク・フェルサム(ハーモニカ)、ソロ・アーティスト及びセッション・マンとして幅広く活躍するゲラント・ワトキンス(ピアノ、オルガン、アコーディオン)から成るバック・バンドの好演も大きな聴きどころ。

英文ブックレットには当時のステージの様子を捉えた貴重な写真資料のほか、ギャラガー本人とも親交のあった音楽ジャーナリスト、ナイジェル・サマリーによるライナーノーツを掲載。 音源は新たに発見されたマルチトラック・テープを基にミキシングし、アビー・ロード・スタジオでマスタリングを施した最新マスターが使用されている。 リリースに先立ち、ライブ・トラック「コンチネンタル・オップ」 が先行配信中。

ロリー・ギャラガーは俺の音楽人生を変えてくれた。俺がギターを弾き始めたのは彼のおかげさ。

── ジョニー・マー

ロリーのサウンドはほかの誰とも違っていた……。音色にしろアプローチにしろ、彼のすべてがすごく個性的で独特だった。彼はいつだって俺の大きな憧れなんだ。

── スラッシュ

彼は魔術師だった。当時の彼は、ギターでどんなことでもできる数少ないミュージシャンの一人みたいだった。まるで魔法のようだったんだ。あのボロボロのストラトキャスターを見て、「どうしたらここからあんな音が出るんだろう」って思ったものだよ。

── ブライアン・メイ

ロリーはおそらく、俺が見てきた中でもっとも「生粋のギタリスト」と呼ぶに相応しい人物だ。何度も共演したけど、彼が同じフレーズを繰り返すのを見たことがない……。彼はまさに究極のパフォーマーだった。

── リッチー・ブラックモア

彼は、俺をブルースの世界に引き戻してくれた張本人だ。

── エリック・クラプトン

ロリーのことは本当に好きだった。優れたギタリスト、そしてシンガーであり、人間性も素晴らしかった。

── ジミー・ペイジ

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