舟久保、決勝で出口に敗戦 世界柔道、橋本は3位

女子57キロ級決勝 カナダの出口クリスタ(左)と対戦する舟久保遥香=ドーハ(共同)

 【ドーハ共同】柔道の世界選手権第3日は9日、ドーハで男女2階級が行われ、女子57キロ級は昨年2位の舟久保遥香(三井住友海上)が決勝で長野県出身の出口クリスタ(カナダ)に一本負けし、初優勝を逃した。同級で日本勢は4大会連続で金メダルに届かなかった。出口は2019年以来2度目の制覇。

 24歳の舟久保は初戦の2回戦から4試合に勝利。準決勝ではハスレト・ボズクルト(トルコ)に一本勝ちしたが、最後に力尽きた。

 男子73キロ級は17年優勝で昨年2位の橋本壮市(パーク24)が3位決定戦を制し、3年連続のメダルを獲得した。

女子57キロ級決勝でカナダの出口クリスタ(右)に敗れた舟久保遥香=ドーハ(共同)
男子73キロ級3位決定戦でアゼルバイジャン選手(奥)を破った橋本壮市=ドーハ(共同)

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