富山駅前の商業施設「マリエとやま」4階で10日、eスポーツ施設「明治薬品 ACTIVATION CENTER」が開業する。医薬品メーカーの明治薬品(富山市三郷、益田和二行社長)が運営し、料金は無料。eスポーツ施設で、ゲームを通じて健康増進や地域活性化を図る。報道向け内覧会が9日、行われた。
25台のゲーム用パソコンや大型モニターを導入。シューティングゲーム「エーペックスレジェンズ」やパズルゲーム「ぷよぷよ」など9種類を楽しめる。
利用できるのは、小学生から大学生までと60歳以上。会員登録は不要で、保護者は入場できる。利用状況を見ながら年齢制限の変更や有料化を検討する。
内覧会では岡本崇経明治薬品経営企画部長が「薬と異なる方法で健康づくりを支えたい」、水田整富山ターミナルビル社長が「スタイリッシュでわくわくする空間ができた」と話した。
マリエとやまは9月の全面開業を目指し改装を行っており、現在は半分程度のテナントが入居している。