「737MAX」を大量受注 米ボーイング、最大300機

2020年、テスト飛行中のボーイング737MAX=米シアトル(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングは9日、アイルランドを本拠地とする欧州格安航空会社(LCC)大手ライアンエアから主力機「737MAX」を最大300機受注したと発表した。定価に基づく価格は約400億ドル(約5兆4千億円)に上る。

 受注したのはMAXシリーズで最大のモデルとなる「737MAX―10」で、2027~33年に納入する。確定している受注は150機で、150機を追加購入するオプションが含まれる。

 ライアンエアは、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ旅客需要の回復に備える。

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