福沢諭吉の功績、グッズでPR 中津市がクリアファイルなど3種類を作製【大分県】

福沢諭吉の偉業をPRするために中津市が作ったグッズ。上から時計回りに3種類のクリアファイル、ウエットティッシュ、フォークとスプーン、はしのケース入り3点セット

 【中津】中津市は郷土の偉人・福沢諭吉の功績をPRするグッズを作った。2024年に1万円札の肖像画が交代するのを前に、改めて諭吉に光を当てる「不滅の福沢プロジェクト」の一環。県内外から人が集まるイベントで配布する。

 グッズは▽クリアファイル▽ウエットティッシュ▽はし、フォーク、スプーンの3点セット―の3種類。クリアファイルは諭吉の20代、40代、50代の各年代の写真を使用した3種類。ウエットティッシュのパッケージには現行1万円札の肖像画の原画を使っている。フォークなどのセットは諭吉のイラストをあしらったケースに入っている。

 東京など大都市である商談会や市内で開かれる各種イベントなど、県外・市外へのPR効果が高い場面で活用する。クリアファイルは3種類で計1万枚、ウエットティッシュは2千個、はしなどの3点セットは500個を作り、事業費は約120万円。市民向けの配布・販売予定はない。

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