想像力かき立てる水墨画 水戸で作品展 

濃淡やぼかしを使い風景を描いた水墨画の秀作が並ぶ=水戸市見川

水戸市内で活動する水墨画教室・水墨画クラブの合同作品展「あじさい水墨画作品展」が、同市見川の偕楽園公園センターで開かれている。霞ケ浦の帆引き船や偕楽園など、茨城県内外の風景を描いた計37点が訪れた人たちの目を楽しませている。午前9時から午後4時半。14日まで。

同教室とクラブは、同県ひたちなか市在住の小野崎千恵子さんを講師に、水戸市末広町のいきいき交流センターあじさいで月2回活動。初心者は基本の筆遣いから学ぶことができる。

水墨画は濃淡やぼかし、にじみを巧みに使って表現する。描き込む風景を取捨選択することで鑑賞者の想像力をかき立てるという。小野崎さんは「難しいと思われがちだが誰でも気軽に始められる」と話している。

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