田んぼアート復活、大谷翔平選手を描く 奥州で4年ぶり

田んぼアートの完成イメージ(実行委提供)

 奥州市の跡呂井(あとろい)農事実行組合(今野一栄(かずえい)組合長、37戸)は今春、水田に稲で絵を描く「田んぼアート」の実行委を立ち上げた。岩手県の草分け的存在として活動し、2022年に解散した実行委に代わる組織。県内外の多くの人の関心を呼ぶ同市の田んぼアートが4年ぶりに復活する。

 跡呂井実行委は4月上旬に発足。新体制では初挑戦となるため、同市水沢佐倉河の約10アールの水田で実施する。5種類の稲でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で最優秀選手(MVP)に輝いた同市出身の米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手を描く。

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