災害時の初動体制 関係機関が確認

 5月5日に石川県で震度6強の地震が発生するなど近年、各地で災害が相次ぐ中、栃木県内で大規模な災害があった際に、関係機関が連携して初動の対応を向上させるための会議が9日、県庁で開かれました。

 この会議は、1995年の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ始まったもので、年に1回開かれています。今回は県や警察、自衛隊などからおよそ30人が出席し、冒頭のみ報道関係者に公開されました。

 2011年の東日本大震災や2019年の東日本台風では県内でも大きな被害を受けるなど、災害が頻発、激甚化する中、県は対応を強化するため今年度新たに危機管理防災局を設置しました。

 会議ではこうした組織の改編を確認したり、それぞれの機関の防災体制について情報を共有したりしたということです。

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