鮮やかなバラがお出迎え 南山手地区町並み保存センター

バラが咲き始めた南山手地区町並み保存センター=長崎市南山手町

 長崎県長崎市南山手町の南山手地区町並み保存センターで、生け垣などに植えられたバラが色鮮やかに咲き始めている。赤やピンクの花が来場者を出迎え、今週末ごろ、見頃となりそう。
 同センターは、英国人のウィルソン・ウォーカーが明治中期に建築した洋風建築物を活用。住民らでつくる南山手地区町並み保存会が幕末から明治にかけて、外国人居留地として栄えた長崎の歴史的遺産を後世に伝える拠点として、多彩な活動に取り組んでいる。
 同会は13、14両日午前10時半から午後4時まで、同センター2階で「居留地de雑貨市」を開く。雑貨市やアロママッサージ、占いなど15店舗が出店。管理人の秋山京子さん(62)は「雑貨市をきっかけに歴史や町並みを知ってもらいたい」と話した。同会事務局(電095.824.5341)。

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