香取慎吾「連絡がウザかった」6年ぶり共演で覗かせた中居正広と“SMAP解散の遺恨”

「放送当日は番組名がツイッターで世界トレンド1位になったほどです」(テレビ誌ライター)

4月30日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で、香取慎吾(46)と中居正広(50)が6年ぶりに共演し、話題を呼んでいる。

「2人の共演はSMAP解散後の’17年4月に香取さんがMCの『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に、中居さんがゲスト出演したのが最後。今回、中居さんとともに番組MCを務める松本人志さん(59)の意向を汲んで、番組サイドが今年に入って香取さんにオファーしたと聞いています」(制作関係者)

解散後の交流はこれまで双方多くを語らず、謎に包まれていたが番組中でその一端が明かされた。

「中居さんが昨年、体調不良で休養した際に香取さんが2カ月間毎日連絡を入れていたこと、また今年に入って香取さんのアトリエで久々に対面していたことを話していました」(テレビ誌ライター)

一方で、「番組を見て、思っていたよりも2人には溝があったんだと感じた」と話す芸能関係者も。

「’16年末のSMAP解散後、中居さんは香取さんら“新しい地図”の3人が設立に関わった基金に多額の寄付をしたりしていました。だから関係は良好で、彼らは頻繁に会っているのではないかという見方をしていたんです。けれど番組を見ると、そうではないな、と……。どちらかというと香取さんが中居さんを拒んできたのだろうと感じました」

香取は今回の番組のなかで、“中居の出演番組を見るか”と聞かれた話の流れでこう答えている。

「あー、最初のころは(チャンネルを)変えてましたね」

前出の芸能関係者は続ける。

「冗談のように言っていましたが、解散後、姿を見るのも嫌だという時期があったのでしょう。中居さんからしばしば連絡が来ていたことにも『ウザかった』と笑いながら話し、『違う方向に進むことになったのに……』という気持ちがあったと続けていました」

SMAPでは、“長男”と“末っ子”という間柄だった2人。

「結成当時、小学生だった香取さんは、楽屋でいつも中居さんのあとをついて回っていましたね。幼い香取さんが中居さんに一生懸命ダンスを教わっている姿が印象的でした」(テレビ局関係者)

そんな2人のすれ違いを、前出の芸能関係者はこう分析する。

「中居さんは“テレビという場所を大事にしたい”と香取さんらと違う道を歩みました。それがSMAP再結集の可能性を少しでも残すことにつながるという考えがあったといいます。香取さんはその真意を図りかねていたようです。そんななか香取さんが療養する中居さんを支えたいと思ったことが、2人の関係を見直す大きな転換点となったということでしょう」

不信を乗り越えたいま、さらなる共演を多くの人が待っている。

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