ブランコを直撃 倒れた木の伐採 始まる 広島・福山市の公園

8日、広島・福山市の公園で倒れているのが確認された、杉の木の伐採作業が始まりました。

10日朝、福山市向陽町の公園では、市から委託された業者が、杉の木の伐採作業に取りかかりました。

この公園では8日、敷地内に植えられていた高さおよそ16メートル、幹の太さ1メートル75センチほどの杉の木が倒れ、4連ブランコに直撃しているのが確認されました。当時、公園の利用者はいなかったということです。

杉木健那 記者
「伐採作業が進み、ブランコの姿が少しずつ見えてきました。支柱が大きく折れ曲がるなどの破損が確認できます」

市には、ことし3月、倒木を心配する声が住民から寄せられていましたが、市は公園の状況を一度も確認していませんでした。

市は9日、樹木医とこの公園内の木を調査をしていて、倒れた杉の木のそばに立つ複数の木も危険性があるとして、近く伐採することを決めたということです。

市内のほかの公園についても順次、点検する方針です。

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