イメージニクス、変換器「SUC-600」「ILV-U41」発売

イメージニクス株式会社は、HD/3G/6G/12G-SDI to HDMI スキャンコンバーター「SUC-600」と4K IMG.LINK VIEWER「ILV-U41」を2023年5月に発売する。希望小売価格は以下の通り。

  • HD/3G/6G/12G-SDI to HDMIスキャンコンバーター「SUC-600」:税込198,000円
  • 4K IMG.LINK VIEWER「ILV-U41」:税込638,000円

SUC-600

SUC-600は、12G-SDIおよびHD-SDI等のSDI信号を4K解像度までのHDMI信号に変換するスキャンコンバート機能付きの変換器。スキャンコンバート機能を内蔵し、あらかじめ設定しているHDMI信号へ全自動変換して出力する。

同社製のSDIスイッチャーでの信号切替をフリーズ型などの疑似シームレス効果で繋ぐことができる。アナログステレオ音声のエンベデッド・デエンベデッド機能、マルチ画面対応拡大縮小ズーム、上下左右反転機能があり、LAN端子による外部制御にも対応している。

その他の主な特長

(以下、製品ページより引用)

  • HD/3G/6G/12G-SDI信号をモニターのEDIDに合わせたフォーマットや手動設定したフォーマットのHDMI(DVI)信号に変換。
  • SDI 入力のアクティブスルー出力を装備。
  • YCbCr4:2:2 10bit の入力信号を10bit のまま映像処理し出力することが可能。
  • 外部リファレンス端子を装備。リファレンスロック位相の調整が可能。
  • 入力信号の切り替え変化に即座に対応する、疑似シームレス機能を搭載。
  • 入力解像度ごとに高精度なバリアブルズーム機能、アスペクト調整、トリミング機能が使用可能
  • コントラスト、カラー、ガンマなどデジタル映像プロセス調整が可能。
  • アナログ音声のエンベデッド、デエンベデッド機能を搭載。SDI 音声とアナログ音声をミキシング可能。
  • SDI 音声、アナログ音声のレベル調整機能、SDI 音声の音声遅延機能を装備。
  • 映像・音声出力にテスト信号発生機能を搭載。
  • 前面のダイアルと液晶ディスプレイにより本機だけですべての操作・設定が可能。
  • LAN によるリモート制御が可能。

主な仕様

ILV-U41

ILV-U41は、4系統の4K IMG.LINK信号をマルチビュー合成して4K HDMI 信号と4K IMG.LINK信号へ変換出力することが可能な信号変換器。すべての入力に4K対応アップダウンスキャンコンバータを内蔵、マルチビュー合成のレイアウトは任意サイズ/任意配置でフロントキーに8種類まで割り当てられる。

また、これらのレイアウト切り替えの際も黒画面を挟むことなく完全シームレスで切り替え可能。外部リファレンスに対応しておりILV-U41を複数台使用した大型のマルチビジョン構成もできる。

その他の主な特長

(以下、製品ページから引用)

  • 非同期かつ最大4K60P(4:4:4)までのIMG.LINK Rev1規格 Rev2規格 信号4系統を同時入力することが可能です。
  • 480P,VGA~WQXGA,2K,4K60P(4:4:4)までのHDMI信号1系統(VESAまたはCEA-861F規格準拠)、IMG.LINK Rev2規格 信号2系統、およびアナログ音声信号1系統に分配出力することが可能です。
  • 入出力共にHDCP2.2/1.4(著作権保護)に対応しています。
  • 各入力端子にはEDIDのエミュレータ機能を装備しています。
  • 2チャンネルリニアPCM音声に対応します。4系統の音声を自由にミキシングすることが可能です。
  • 入力番号、入力解像度ごとに高精度なバリアブルズーム機能、アスペクト調整機能があります。
  • 入力番号ごとに任意位置のトリミング機能、タイトル文字、音声ピークメータの表示が可能です。
  • また、出力端子ごとに表示のON/OFFを選択することができます。
  • 入力番号切換えやパターン番号切換え時、黒画面を挟むことなく切換えることができます。ミックス/ワイプ効果による切換えも可能です。
  • 外部リファレンス端子により本機をデイジーチェーン接続することで大型のマルチディスプレイを構成することが可能です。
  • 入力番号、入力解像度ごとに記憶可能な自動バックアップメモリ機能があります。入力解像度の種類をきめ細かく判定し、自動判別してメモリします。バックアップ寿命はほぼ半永久です。
  • LANによるリモート制御が可能です。

仕様

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