カービーの好投でマリナーズ快勝 ア西地区は4チームが3.5G差の大混戦

【レンジャーズ0-5マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズは3回裏にタイ・フランスのタイムリーで2点を先制すると、先発のジョージ・カービーが7回101球を投げて被安打6、与四球0、奪三振9、失点0と圧巻の内容でレンジャーズ打線を圧倒。終盤には打線が追加点を挙げ、5対0でレンジャーズに快勝し勝率を5割に戻した。カービーは4勝目(2敗)をマークし、レンジャーズ先発のアンドリュー・ヒーニーに3敗目(2勝)が記録されている。

同地区首位のレンジャーズ相手に連敗は避けたいマリナーズは、2年目の右腕・カービーが序盤から快投。3回表に迎えた二死1・3塁のピンチも冷静にしのぐと、その裏に打線が先制点を挙げる。これでギアが上がったカービーは、4回以降3塁を踏ませないピッチングでレンジャーズ打線を寄せ付けず、無四球と自慢のコントロールを発揮。受ける捕手のトム・マーフィーもこの好投に応えて7回裏に追加点の1号2ランを放ち、カービーの4勝目を確実なものとした。

これでアメリカン・リーグ西地区は上位4チームが3.5ゲーム差にひしめき合う大混戦。昨年ワールドシリーズを制覇したアストロズの思わぬ苦戦やレンジャーズの躍進により、上位4チーム間のゲーム差が現在もっともタイトな激戦区となっている。9月に抜け出すのはどのチームになるのか、シーズン前半の今から目が離せない。

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