ガソリンの都道府県別価格一覧…全国で最も高いのは長崎県 5月10日発表、福井県は値下がり

 経済産業省が5月10日発表した8日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前回調査から30銭安い167円80銭だった。調査のなかったゴールデンウィークを除いて3週連続で値下がりした。政府が石油元売り会社に支給する補助金で17円の抑制効果があったという。11日からの補助金額は1リットル当たり14円10銭とする。

 軽油は1リットル当たり20銭安い148円ちょうど、ハイオクは30銭安い178円60銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2円安い1996円。

 福井県のレギュラーガソリン1リットル当たりの価格は、前回より10銭安くなり170円40銭。灯油は店頭18リットル当たりで5円下がり2020円だった。

 地域別のレギュラーガソリン価格は28道府県で値下がりし、13都県で上がった。6県は横ばいだった。最も高かったのは長崎県の177円40銭、最安値は宮城県と徳島県の161円40銭だった。

 調査した石油情報センターによると、来週は横ばいか小幅な値動きになる見通し。

ガソリンの最新価格(都道府県別一覧)

軽油、灯油の最新価格(都道府県別)

※ いずれも消費税込みの現金価格

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