4年ぶりに串本まつり復活へ 8月5日に花火大会

4年ぶりに開催されることが決まった「串本まつり」の花火大会(2019年8月3日撮影)

 和歌山県串本町の恒例イベント「串本まつり」が、今夏開催されることが決まった。コロナ禍の影響で中止が続いており、開催は2019年以来4年ぶり。8月5日に花火大会を開く。

 串本まつりは例年、8月の第1土曜に串本漁港から打ち上げる「花火大会」を中心として「串本節おどり」やビンゴゲーム大会といったさまざまな催しがあり、毎年多くの人でにぎわってきた。

 町産業課によると、町内の各種団体でつくる「串本まつり実行委員会」(会長=島野利之・南紀串本観光協会長)の総会が4月下旬に同町サンゴ台の町役場であり、今夏の開催を決定。会議では「4年ぶりの開催で不安もあるが、盛大にやりたい」「町内外に広くアピールしたい」といった意見があったという。

 花火大会は例年と同規模の約4千発を計画。各種イベントの詳細や参加者の募集などについては6月には発表する予定で、同課は「4年ぶりの開催となるので広く皆さんにお知らせしたいと思い、この時期に発表させていただいた。町民の皆さんや観光客の方々から、今年は花火大会はあるのかと数年間ずっと問い合わせを頂いていたので、開催に向けて実行委員会で頑張っていきたい」と話している。

© 株式会社紀伊民報