母の日を前に 「電話de詐欺」被害防止を呼びかけ/千葉市

母の日を前に 「電話de詐欺」被害防止を呼びかけ/千葉市

 5月14日の母の日を前に、千葉市内で10日、警察官らが高齢者の世帯を回り、電話de詐欺の被害防止を呼びかけました。

 5月10日千葉市緑区鎌取町の住宅街では、千葉南警察署による「母の日特別巡回連絡」が行われ、江波戸浩警察署長らが、高齢者が住む家にカーネーションの花の鉢植えを配り、電話de詐欺への注意を呼びかけました。

 県警によりますと、県内での2023年1月から4月までの電話de詐欺の認知件数は470件と、2022年の同じ時期より102件増えていて、被害額も約10億円にのぼっているということです。

 鎌取町は電話de詐欺警戒区域のモデル地域に指定されていて、警察は、不審な電話がかかってきたら警察や家族に相談するよう呼びかけています。

住民はー
「(カーネーションをもらえて)嬉しいです。ありがとうございます。電話に出るときは、だいたい主人が出るようにしている。自分が出たときには “私はわかりかねます”というと 、向こうは切る場合もある。あまり自分は出ないようにしている」

千葉南警察署 江波戸浩 署長
「この機会に実家・ご両親に感謝の言葉を述べるとともに、電話de詐欺の被害にあわないよう注意喚起してほしい」

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