豊昇龍「いい内容、順調」 時津風部屋で4関脇らが申し合い

夏場所へ向け汗を流す霧馬山と豊昇龍(右)=東京都墨田区の時津風部屋

 大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)で大関昇進の足固めを狙う豊昇龍は10日、東京都墨田区の時津風部屋へ出稽古し、同じ関脇の霧馬山、大栄翔、若元春らと19番取った。切れのいい動きを見せて13勝6敗。「いい内容の出稽古だったし、調整も順調にきている」と納得顔だった。

 大関昇進レースで先頭に立つ霧馬山とは4勝2敗。「まあまあ。もっとやりたかったが、あとは本場所で」と機嫌がよかった。

 申し合いは豊昇龍と霧馬山のモンゴル勢が目立ち、霧馬山が最多の20番。大栄翔は7番と少なかったが「同じ番付の力士と稽古するのが一番いい。いつもより気合が入った」と前向き。新関脇の若元春は11番だった。

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